靴クリーニング

スエードの靴のお手入れ方法|汚れ落としから臭いとりまで解説!

編集部 佐藤
編集部 佐藤
こんにちは ラクリー編集部の洗濯ソムリエの佐藤です!

スエード素材は、あたたかさと光沢感を兼ね備えており、上品なイメージがあります。

その見た目をキープするためには、日ごろからの丁寧なお手入れが欠かせません。お手入れを怠るのは、せっかくの綺麗なスエードがもったいないです。

今回は、スエード靴のお手入れ方法を徹底的に解説しました。それぞれのお手入れグッズを使う意味まで理解して、お手入れを楽しんでください!

そもそもスエードとは?

スエードのブーツ子牛や子羊の皮の裏面を起毛させた生地をスエードといいます。丈夫な性質ですから、靴によく使われるのです。

スウェーデン製の手袋の技法がフランスで流行したさいに、スウェーデンにちなんでスエードと名付けられたと言われています。表面を起毛させた素材にヌバックというものもありますよ。

スエードの靴のお手入れ方法を徹底解説!

動物の皮を裏起毛させた生地ですから、ほかの素材とはお手入れの方法も異なります。

1.靴にシューキーパーを入れる

靴紐をほどいて、靴の中にシューキーパーを入れましょう。スエードの靴を手入れするときは、毛並みを綺麗にするために力を込めてブラッシングをするからです。

靴の凹みを予防しておかないと、ブラシに力を入れにくいわけですね。シューキーパーが入っていれば、ブラシを持つ手の力も入れやすいので思い通りにブラッシングができます。

2.ゴミを取る

豚毛ブラシを用いて、靴についたゴミを取ります。人の目には見えなくても、塵やほこりなどがついているのできちんと落としてください。

スエードは、起毛している素材なのでゴミが絡まりやすい特徴があります。そのため、ブラッシングは少し力を込めてする必要があるのです。

ゴミが付着しやすいアウトソールの側面は、より丁寧にブラシをかけてください。

3.クレープブラシを使う

クレープブラシを使って毛並みを柔らかくしていきます。クレープブラシは、ゴム素材をまるでドレスのひだのような形状にしたものです。ユニークな形をしているので、初めて見た方は驚くことでしょう。

スエードの毛並みは、お手入れをせずに放置しておくと毛が寝てしまい、そのままになってしまうのです。スエード靴を綺麗に保つために、寝てしまった毛を柔らかくして整える作業がいります。

ブラッシングのイメージとしては、寝ている毛を立たせるようにゴムを力強く靴に当てることと、全体的にブラッシングが行きわたるようにするのがポイントです。

お手入れの作業に、毛を立たせる工程があるのが独特ですね。

スエードブーツのお手入れと臭い取りの方法!

スエードブーツの丁寧なお手入れ方法を紹介します。

準備するもの
  • ボディソープ
  • 歯ブラシ
  • 消しゴム
  • タオル
  • 泡で出て来るポンプ

1 ブーツ内のゴミを取り除く

ブーツの中にはほこりやゴミが溜まりますが、これは臭いの元になります。そのため、きちんと確認して取り除きましょう。

2 歯ブラシで埃を取り除く

毛並みを揃えることを意識しつつ、毛の中についている泥やほこりを歯ブラシを用いて取り除きます。泥は、水に濡らさず乾いている状態の方が落としやすいです。

3 黒ずみを取り除く

黒ずみを取り除くのには、消しゴムを使います。消しゴムで靴を擦り、出てきた黒ずみを消しカスに丸めましょう。

4 タオルで靴を拭く

水で濡らした後、しっかり絞ったタオルを使います。靴をやさしく濡らすイメージで拭き上げてください。

5 ボディソープを使う

弱酸性のボディソープを、10倍ほどに水で薄めたものを使います。ボディソープを泡で出て来るポンプに詰めて、それをタオルに出して使いましょう。力を込めずに優しく拭いてください。

6 ボディソープを拭く

また、固く絞ったタオルで先ほどつけたボディソープを拭きとってください。ここで、ボディソープを残してしまえば靴が汚れやすくなってしまいます。この作業は、手間はかかりますが怠らないようにしましょう。

7 陰干しをする

ブーツの中に丸めた新聞紙を入れて、陰干しをしてください。少し乾いてきたら、シューキーパーを入れれば形を整えてくれるのでおすすめです。

8 毛並みを綺麗にする

もう1度歯ブラシを用いて、寝てしまった毛並みを起こします。

9 最後に防水スプレーをする

ピカピカの状態を保つためにも、防水スプレーを忘れないようにします。

ブーツは、中が深いので、手順1でしっかり内部のゴミを取るのが大事です。

スエードの靴にカビが生えた場合の対処法!

スエード靴のカビ除去には、様々な方法があります。ここでは、「スエード靴用のカビ取りスプレー」を使った方法を紹介しました。

1 汚れを落とす

ブラッシングをして、取り除けるカビを落としておきます。

2 タオルにかけたスプレーで拭き取る

スエード靴用のカビ取りスプレーを、不要になったタオルへかけてカビを拭き取ります。カビがこれ以上広がらないよう、タオルは常に新しい面を使いましょう。

3 全体にスプレーをする

拭き取り作業が完了したら、靴全体にスプレーをかけます。

4 乾かす

水分がたまっているので、しっかり乾かしましょう。半日ほど陰干しで干します。

5 ブラシをかける

スエードの毛にブラシをかけて整えます。

手順1では、カビや埃が飛び散るので外で作業するのがおすすめです。パッチテストをして問題が無いようでしたら、アルコール除菌スプレーを使う方法もあります。いろいろな方法を試してみてください。

スエード靴を長くきれいに履くためには防水スプレーが効果的!

カビを取り除く方法はあるものの、1度生えてしまったカビをすっかり綺麗にするのは難しいです。カビの根が残っていたら、また増えてしまう可能性があります。

そこで、予めフッ素系の防水スプレーをかけて予防しましょう。防水スプレーの使用時は、靴の表面についている汚れをブラシで軽く落としてから使用するのがおすすめです。

スエード靴のお手入れに関する疑問Q&A

ここではスエード靴のお手入れに関する疑問をQ&A形式でまとめています。

Q:スエード靴用のお手入れグッズは100均でも購入可能?

以下のグッズは、100均でも販売しています。

100均で販売しているお手入れグッズ
  • シューキーパー
  • スエード・ヌバック用のブラシ
  • 馬毛ブラシ など

まずは、100均からお手入れグッズを揃えるのも良いかもしれません。

Q:スエード靴の毛羽立ちのお手入れはどうすればいい?

ライターを使って、スエード靴の毛羽立ちをお手入れする方法があります。

準備するもの
  • 馬毛ブラシ
  • ライター

①毛羽立ちの箇所をライターであぶる

このときに2点、注意点があります。まず、ライターを靴の同じ部分に使い続けないことと、炎の先だけ当てることです。

②ブラシをかけるc

ライターであぶった部分に、ブラシをかけましょう。

火気の使用には、十分に注意してください。

まとめ

スエードは動物の皮を起毛させた独特な素材なので、それだけお手入れにも気を使います。用途に合わせてブラシを使い分けたり、時にはきちんと洗ったりして、スエード靴を長持ちさせてください。

入念なお手入れをするのは、面倒に感じることもあります。しかし、その分愛着も湧き長く履くようになるでしょう。

 

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