革靴のお手入れ方法と正しい磨き方を解説!永くキレイに履くために

編集部 佐藤
こんにちは ラクリー編集部の洗濯ソムリエの佐藤です!

革靴のお手入れは、慣れない人にとっては大変です。自己流でお手入れしてしまい、間違ってしまうこともあります。

今回は革靴のお手入れを紹介しています。革靴を長持ちさせるためにも、この記事を読んでお手入れしましょう。

※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はラクリー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。
目次

そもそも革靴の手入れの頻度は?

革靴革靴のお手入れは、履いた時間によって頻度が異なります。新しく購入した革靴は履く前にお手入れが必要です。月に一回、乳化性クリームを使ったお手入れ方法もあります。

半年履いたら、ソールのお手入れをしてください。

まずは革靴の手入れセットを用意しましょう!

革靴のお手入れで必要な道具を紹介します。

乳化性クリームが欠かせません

革靴の手入れ用クリーム

革靴のお手入れで欠かせないのは、乳化性クリームです。水分・油分・ロウが主成分であり、革靴に栄養とツヤを与えます。

色は黒が多いですが、茶色や赤などたくさん種類があります。無色のものは、革靴の保湿や保護が目的の場合におすすめです。

ソールモイスチャライザーもおすすめ

革靴のソール部分をお手入れできる、ソールモイスチャライザーもおすすめです。革靴の底に柔らかさと潤いを与えて、歩行時に発生する返りやすり減りを減らしてくれます。

ブラシについて

お手入れを細かく見ていくと、ブラシも用途別に種類があります。全体的に汚れを落としたいのなら、サイズの大きなブラシを使います。

サイズが大きい分効率的にブラッシングができますし、力加減が分散されるからです。また馬毛ブラシは、毛質が柔らかく表面についた軽い汚れを落とすのに向いています。

細かい部分にクリームをなじませたり、お手入れに使ったりするときは、小さいブラシを選んでください。余ったクリームを取り除くときにも使えるので、馬毛よりも毛にコシのある豚毛ブラシがおすすめです。

革靴の手入れをする上で注意したい点!

革靴が古くなるにつれ、クリームも汚れの一部になってしまいます。クリームを余らせないように、靴全体をブラッシングしてください。

乳化性クリームは、たくさんつけたからといって全部が革靴になじむものではありません。米粒2粒から3粒程度の、「少ないのでは?」と疑問に感じる程度の量で充分です。

革靴の手入れの手順を解説!

ここでは、「1ヵ月履いたときに行うお手入れ」「内側のお手入れ」「ソールのお手入れについて」を解説します。

1ヵ月履いたときに行うお手入れ

ここでは、革靴を月に一回履いたときに行うお手入れを紹介します。

準備するもの

  • 乳化性クリーム
  • 革靴専用の汚れ落としクリーナー
  • ブラシ
  • クロス(複数枚あると良い)
  • 木製のシューキーパー(あると良いもの)

手順は全部で4つあります。

手順1 靴の汚れを落とす

乳化性クリームを塗りこむ前に、革靴に付着している汚れをブラシで落としてください。汚れは細かい部分に溜まりやすいので、細かい部分も念入りにブラシをかけていきます。

手順2 汚れ落としで掃除をする

革靴専用の汚れ落としクリーナーを適量クロスに出して、円を描く感覚で靴を綺麗にしてください。その後は、革靴専用の汚れ落としクリーナーを全体に伸ばします。

手順3 革靴を磨く

乳化性クリームを使って靴を磨いていきます。新しいクロスに乳化性クリームを出して、靴全体に均等に塗りこんでください。

全体に均等に塗るには、乳化性クリームを少しずつクロスに出すのがコツです。乳化性クリームを塗り終えたら、靴全体にブラッシングをしてなじませましょう。

手順4 お手入れの仕上げ

磨き終えた革靴が乾いたら、防水スプレーをかけます。型崩れを防止して長持ちさせるために、木製のシューキーパーを入れておくのもいいでしょう。

以上が、基本の革靴の磨き方です。

内側のお手入れについて

意外と忘れやすいのが、革靴の内側のお手入れです。

準備するもの

  • 割り箸
  • 消毒用エタノール
  • デリケートクリーム

手順は全てで4つあります。

手順1 つま先の内側を消毒する

内側の繊維やほこりを取り除くため、消毒用アルコールを布に含ませてつま先の内側を拭いてください。

手順2 内側の奥まで掃除をする

手順1で指がつま先の奥まで届く場合は、問題ございません。しかし届かないときは、割り箸に消毒用エタノールを含ませた布を巻き付けたものを使ってください。

割り箸でしっかりとつま先の奥を拭いてみたら、かなり汚れが溜まっていることがあります。

手順3 内側も忘れずに保湿

多くの革靴は内側も革でできているため、内側も忘れずに保湿しましょう。かかとやくるぶし、小指や親指など強くあたる場所は、念入りにデリケートクリームを塗りこんでください。

そうすることにより、革が柔らかくなるので靴ずれしにくくなります。内側まで忘れずにお手入れすることで、長持ちします。

ソールのお手入れについて

革靴は、ソールもお手入れが必要です。ずっと地面に接触しているソールは、傷みやすい場所ですし1度水に濡れると傷みが早まります。

準備するもの

  • ステインリムーバー
  • ソールモイスチャライザー
  • ブラシ
  • かっさ棒

手順は全てで4つあります。

手順1 ステインリムーバーで磨く

ソールに付着した汚れを落としましょう。ステインリムーバーを染み込ませた布を指に巻き付けて、力を入れてソールを磨きます。

手順2 潤いを与える

磨いた部分に潤いを与えるため、ソールモイスチャライザーを使います。ソールに直接ソールモイスチャライザーを出して、ブラシで全体的に広げてください。

手順3 余ったクリームを取り除く

新しい布を使って、手順2のときに余ったクリームを取り除きましょう。

手順4 毛羽立ちを抑える

ソールの毛羽立ちを抑えるため、かっさ棒を使います。布を巻きつけたかっさ棒で、力を入れながらソールを擦ってください。ソールモイスチャライザーを塗った部分にツヤが出て来たら、お手入れ完了です。

丁寧なお手入れをすれば、それだけ綺麗さが長持ちします。

毎日の革靴のメンテナンスについて

ここでは「毎日のメンテナンス」「雨の日のお手入れ」「靴の保管」について解説します。

毎日のメンテナンス

毎日革靴を履き終わったら、馬毛ブラシを使ってお手入れしましょう。所要時間は30秒程度で、靴の表面についたごみをブラッシングで落とします。

雨の日のお手入れ

革靴濡れているイメージ外出の30分前に撥水スプレーを使う方法が、雨の日にできる気軽なお手入れです。ソールが乾燥していると、水の影響を受けやすくなります。

水を含んだ雑巾で靴底を拭いてから、デリケートクリームを薄く塗るのがおすすめです。

靴の保管について

靴は収納する前に、表面についた汚れを落として綺麗にしてください。汚れが付着したままでは、雑菌が繁殖する原因になります。

靴だけに限らず靴のお手入れグッズも、目的別に小分けしておくのがおすすめです。100均などで販売している、小分けのできるケースが便利です。

季節ごとに靴専門クリーニングに依頼するのもおすすめ!

お伝えした通り革靴はお手入れの頻度が多いので、初心者には難しいこともあります。お手入れが大変なときは、季節ごとにクリーニングに依頼する方法もあります。

お好みでオプションを選んで、革靴の状態に合ったクリーニングをしてください。

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まとめ

革靴のお手入れについて解説しました。革靴は専用のクリームを使って保湿することで、長持ちするわけです。お手入れの内容が多いので、大変だと思う場合はクリーニングも活用してください。

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この記事を書いた人

ジュニア洗濯ソムリエとして洗濯やクリーニングについての知識を読者様に発信しています。宅配クリーニング全30社を実際に利用し仕上がり・サービス・コスト比較などユーザー目線と宅配クリーニングマニア目線でわかりやすく解説します。

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