ルイヴィトンの製品に修理が必要な場合、どこに頼めばよいのが迷ってしまう方も多いはず。
ルイヴィトン直営店とリペア専門店での修理内容や料金について調べてみました。修理方法によっても異なるので、自分の製品に合った修理方法を選ぶことが大切です。
修理の依頼を検討されている方はぜひ参考にしてみてください!
目次
ルイヴィトンのよくある修理内容
内容 | トラブル詳細 |
持ち手(ハンドル)の破損 | 手汗による変色や摩擦による持ち手の色ハゲやひび割れ、ちぎれなど |
ファスナー・スライダー破損 | ファスナーが閉まらない、スライダーが壊れるなど |
色褪せ・色抜け | 色褪せ、変色など |
シミ汚れ | シミ、輪ジミなど |
ショルダーベルトの破損 | 皮脂・汗、硬化、ひび割れ など |
パイピングの擦れ・破損 | 摩擦による色はげなど |
メッキの剥げ | 摩擦によるメッキ剥がれなど |
ルイヴィトンの修理相談内容は、持ち手や内装を新しい素材に交換する修理、色剥げや破損を修正する染め直し・染め替え、汚れやカビを取り除くクリーニングの3種類に分類され、修理方法は革の状態や素材によって異なります。
修理はルイヴィトン直営店ははじめ、ルイヴィトン製品に精通したリペアショップなどがあるので修理内容・費用・納期などを比較し依頼するようにしましょう。
直営店での修理内容と料金
【修理可能な箇所】
例:バッグ類
・ファスナーやファスナー金具(ファスナーを開閉するためのつまみなど)の交換
・引き手革の交換
・ビスの交換
・パドロック(南京錠)の交換(錠前とキーのセット)
・ショルダーストラップの交換
・ハンドルの交換
・縫い直し(部分的または全体的)例:小物類(財布)
・ファスナーやファスナー金具(ファスナーを開閉するためのつまみなど)の交換
・スナップボタンの交換
・縫い直し(部分的または全体的)
・バニッシュ(フチ)塗り直し
・開閉金具(がま口)交換
※修理代金はお見積り時にお知らせします。
※上記の内容以外にも、さまざまな修理内容がございます。(引用:ルイヴィトン公式「リペア・お手入れ」)
ルイヴィトン直営店での修理内容と料金は、修理内容やアイテムの種類によって異なります。
一般的には、革製品やキャンバス素材の修理、ハンドバッグのハンドルの修理、靴の修理、ベルトの修理、ジュエリーの修理などがあります。
修理内容によっては、傷や穴の補修、ステッチの修正、ファスナーやホックの修理、内側のクリーニング、靴底の交換、石の交換、金属の修理、掃除などが行われます。
修理にかかる費用は、修理内容やアイテムの種類によって異なりますが、一般的には数千円から数万円程度がかかります。
ルイヴィトン直営店では、修理前に修理内容や料金の見積もりを提供してくれますので、安心して修理を依頼することができます。また、修理にかかる時間や費用は、修理内容や混雑状況によって異なりますので、修理を依頼する前に直営店に問い合わせることをおすすめします。
製品の寿命を延ばすためにも、定期的なメンテナンスや修理を行うことをお勧めします。
ルイヴィトン直営店とリペア専門店のメリット・デメリット
ルイヴィトン直営店とリペア専門店のそれぞれのメリット・デメリットを以下に示します。
ルイヴィトン直営店
メリット
- ブランド正規の修理サービスが受けられる
- ブランド正規のため高品質な仕上がりと安心感
デメリット
- 正規料金のため高額な場合がある
- 修理の納期がかかることがある
- ブランド直営店は都市部に集中しているため、遠方に住んでいる場合はアクセスが難しい場合がある
ルイヴィトン直営店のメリットとして、まずブランド正規の修理サービスが受けられる点が挙げられます。これにより、ブランドが保証する高品質な修理を受けることができます。
また、ブランドの専門知識を持ったスタッフが修理を行うため、高品質な仕上がりが期待できるという点もメリットの一つです。さらに、ブランド直営店では修理前に修理内容や料金の見積もりを提供してくれるため、安心して修理を依頼することができます。
一方、ルイヴィトン直営店のデメリットとしては、料金が正規料金で高額になる場合がある点が挙げられます。
修理にかかる時間が長く、急ぎの場合には不向きであることがある点もデメリットの一つです。また、ブランド直営店は都市部に集中しているため、遠方に住んでいる場合はアクセスが難しい場合がある点もあります。
リペア専門店
メリット
- 料金が比較的リーズナブルである
- 修理にかかる時間が短く、急ぎの場合でも対応してくれる
- 幅広い修理に対応してくれる場合がある
デメリット
- ブランド正規の修理ではない
- 信頼できるお店に依頼する必要がある
リペア専門店のメリットとして、まず料金が比較的リーズナブルである点が挙げられます。
また、直営店と比較し修理にかかる時間が短く、急ぎの場合でも対応してくれるケースがあります。
さらに、ルイヴィトン製品以外のハイブランド品の修理も行なっていることも多く、技術力の高さから幅広い修理に対応してくれるという点もメリットの1つです。
一方、リペア専門店のデメリットとして、ブランド正規の修理サービスではないため、専門店によっては修理技術の良し悪しから仕上がり品質のばらつきが出てしまう場合がある点が挙げられます。
ただしこれはリペア専門店の技術力などによっても異なるため、ルイヴィトン製品の修理実績が豊富な信頼できるお店を選ぶ必要があります。
ルイヴィトンの修理ならリペア専門店「リペアショップひらいしや」がおすすめ

項目 | 詳細 |
価格例 | 基本診断手数料 2,200円(税込) |
クリーニング Sサイズ 7,000円(税込)〜 | |
クリーニング+同色染め Sサイズ 12,500円(税込)〜 | |
ファスナー修理 財布 10,500円(税込)〜 | |
送料 | 往復送料無料 ※一部離島除く |
納期 | 1ヶ月半〜2ヶ月前後 ※シーズンにより異なる |
対応ブランド | ルイヴィトン・エルメス・コーチ・シャネル etc |
購入サイト | 公式サイトはこちら |
ルイヴィトンをはじめとするブランド製品のバッグ、財布、そのほか革製品の修理を得意とするのが、ルイヴィトンのリペア専門店の「リペアショップひらいしや」です。
リペアショップひらいしやでは、革の状態や素材に応じて最適なクリーニング方法を用いて、クレンジングや丸洗い、部分漂白、全体漂白などを施し、生地を傷めることなくきれいにしてくれます。
色染めや色変えにも対応していて、新品に近い風合いで大切なバッグなどをさらに長く使うことができます。
\くわしくはこちら/
ルイヴィトンの修理事例
ここではリペアショップひらいしやのルイヴィトン製品の修理事例をいくつかご紹介します。
クリーニング+色染め

クリーニング

内張りの修理

リカラー(色替え)

注文から修理品の仕上がりまでの流れ
ルイヴィトンの製品を注文したり、修理を依頼した場合、どのような流れで進められるのでしょうか?リペアショップひらいしやでの、注文から修理品の仕上がりまでの流れを紹介します。
修理の依頼方法
ウェブサイト内のフォームから問い合わせや注文ができます。アイテム・ブランド・色を選択したのちにどのような修理をしてもらいたいのか?を選択します。
商品の発送
ヤマト運輸が集荷に来てくれるので、依頼する商品を梱包し発送します。
最終見積もり・支払い
商品が到着後に最終の見積もりが提示されます。見積り内容に問題なければ支払いをし修理を進めます。
修理実施
修理は1つ1つ手作業で丁寧に行われます。おおよそ1ヶ月半〜2ヶ月前後の納期を考えておきましょう。
修理内容の確認
修理後の品質について再度確認し、修理に対する不明点や要望があれば到着から7日以内に電話、またはメールで連絡をするようにしましょう。
ルイヴィトンの修理内容と料金
修理内容や料金について詳しく知らないと、修理を依頼する際に不安が残ります。ここではリペアショップひらいしやのルイヴィトンの修理内容と料金について紹介します。
基本診断手数料
メニュー名 | 料金 |
基本診断手数料 | 2,200円 |
品物の写真記録や状態点検、カルテ作成を行い、最適な修理・リペア方法を検討会議で決定 してくれます。
修復前の状態を画像で記録し、修復後にも状態確認ができるようにしており、皮革の状態に合わせた修復方法で修復作業を行います。さらに、修復後には、皮革一点一点の状態を詳細に文章化したカルテを作成し、修復前と修復後の状態の変化を確認できるようにしております。
クリーニング

メニュー名 | 料金 | 備考 |
Sサイズ | 4,500円 | 財布やポシェットなど小物 |
Mサイズ | 5,000円 | A4サイズまでのバッグ |
Lサイズ | 5,500円 | トート・ショルダーバッグなど |
XLサイズ | 要見積 | キャリーバッグなど |
皮革製品の状態を見ながら、それぞれの製品に最適なクリーニング方法できれいに仕上げてくれます。
長年の使用でシミがある部分には、特殊な染み抜き機(超音波機など)を使用したり、手洗いクレンジング手法、ドライクリーニング丸洗い手法、分解クリーニング、特殊ウェットクリーニング手法など、さまざまなクリーニング方法で対応してくれます。
クリーニング+色染め

メニュー名 | 料金 | 備考 |
Sサイズ | 10,000円 | 財布やポシェットなど小物 |
Mサイズ | 17,000円 | A4サイズまでのバッグ |
Lサイズ | 21,000円 | トート・ショルダーバッグなど |
XLサイズ | 要見積 | キャリーバッグなど |
皮革の状態を確認して最適なクリーニングを行った後、革本来の色合いに染め直すことができます。
革は使い込むうちに色合いが変わってしまうことがあるため、同じ色で染め直すことで本来の風合いを蘇らせます。クリーニング後は、専門の技術をもった皮革修復士が染料を調合し色の染め直しを行います。
また、染め直し後には、色が変化しないように特殊バリアコーティング100加工を施して、皮革の美しさを長く保ってくれます。
色の染め替え(リカラー)
メニュー名 | 料金 | 備考 |
Sサイズ | 追加2,000円 | 財布やポシェットなど小物 |
Mサイズ | 追加2,000円 | A4サイズまでのバッグ |
Lサイズ | 追加2,000円 | トート・ショルダーバッグなど |
XLサイズ | 追加4,000円 | キャリーバッグなど |
革は使い込むうちに色がくすんだり変わってしまうことがありますが、元々の色とは別の色に変えることができます。色染めと同様にクリーニングを行ったのち、希望の色の染料で染め上げます。
また、染め替え後には、再度変色しないように特殊バリアコーティング100加工を施し、長期間にわたって美しい状態を維持できるよう仕上げてくれます。
修理(ファスナー・ハンドル・ベルトなど)
メニュー | 料金 |
ファスナー・スライダー交換 | 8,000円〜 |
持ち手(ハンドル)の交換 | 11,000円〜 |
ショルダーベルトの交換 | 19,000円〜 |
パイピングの交換 | 12,000円〜 |
メッキの剥げ | 14,500円〜 |
ファスナーや持ち手の交換など、あらゆる修理が可能です。修理が難しい場合でも、新しい革を使用してパーツを作成し、修理することができます。
修理に関する相談はもちろん、他店で断られた修理でも対応可能な場合がありますので、まずは相談をするのがおすすめです。
ルイヴィトンの修理ができない場合もある?
修理箇所が大きすぎたり、製品の状態が劣悪な場合は修理ができないことがあります。
修理実施の可否については事前にウェブサイトのお問い合わせからおおよその破損状態を伝えて事前に相談をすることがおすすめです。
ルイヴィトンの修理をした方の口コミと修理事例
以下は、ルイヴィトンの修理をした方の口コミの一例です。
内装の修理をしてもらいました。とても丁寧に対応してくれたので、仕上がりも満足しています。また利用したいです。
持ち手の交換をしてもらいました。修理前よりも美しく仕上がっており、職人さんの腕の良さに感心しました。
製品の修理を依頼した際、見積もりを提示してくれたのがとてもありがたかったです。修理内容についても丁寧に説明してくれたので、安心して修理をお願いすることができました。
色剥げの修理をしてもらいました。思った以上に綺麗に仕上がって、見違えるようでした。
ルイヴィトンの修理を利用された方々からは、職人さんの技術に感心する声や、丁寧な対応に感謝する声が多く寄せられています。
また、見積もりの提示や修理内容の説明など、サービスについても高い評価を得ているようです。
\くわしくはこちら/
まとめ
この記事では、ルイヴィトンの修理について、正規店とリペア専門店の内容と料金を比較しました。決して安くない製品だからこそ長く使いたい、修理に出すなら失敗したくない、そんな方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。