クリーニングの基礎知識

クリーニングのランドリー洗い・ドライ・家庭の水洗いの違い徹底解説!

編集部 佐藤
編集部 佐藤
こんにちは ラクリー編集部の佐藤です!

意外と知らないクリーニング屋さんでのランドリー洗い。

家庭用の洗濯機と洗濯工程が似ていますが、プロのクリーニングと何がどう違うの??そんなランドリー洗いに関する疑問を中心にここでは細かく解説しています!

ぜひ参考にしてみてください!

クリーニング屋さんでのランドリー洗いとは??

ランドリー洗いとは、業務用の洗濯機を使ったクリーニング方法です。家庭用の洗濯機と同様に、洗い→すすぎ→脱水といった順に工程が進みます。

水洗いができる衣類を業務用の洗濯機、洗剤、助剤を使い温水洗いをするのがランドリー洗いです。

プロのランドリー洗いと家庭用洗濯機洗いの違いは!?

クリーニング 家庭用洗濯機
洗濯方式 業務用ドラム式 二槽式・ドラム式・全自動
温水
洗剤 アルカリ剤(メタケイ酸ナトリウム等) 中性・アルカリ洗剤
漂白 過炭酸ナトリウム・過酸化水素水など 一般家庭用漂白剤
仕上り 業務用プレス機・アイロンなどで対応 家庭用アイロン

クリーニング店と家庭用洗濯機の水洗いには上記のような違いがあります。実際に洗浄効果がどう違うのか?仕上がりはどうなのか?などなど、詳しく解説していきます。

温水で洗うことで汚れが落ちが◎!

家庭用洗濯機では基本的に水を使いますが、ランドリー洗いでは温度の高い温水を使用します。汗をはじめとする汚れは、たんぱく質でできています。

たんぱく質は熱を加えることで溶ける性質があるため、温度の高い温水で洗うことで繊維に付着した汚れを溶かしながら取り除くことができます。

プロ仕様の石けん・洗剤で強力洗浄が可能!

最適な洗浄力を発揮する為に、適切に管理されたランドリー用水・洗剤を使っているため洗浄効果が高くなります。

また洗剤と併用されるアルカリ性のメタケイ酸ナトリウムが洗浄効果をさらにアップしてくれるため家庭用洗剤にはない汚れ落ちです。

シャキッとパリッと復元してくれる仕上げ!

クリーニング屋さんに出す目的のひとつとしてやはりシワがないピーンと張った仕上がり。Yシャツなどは家庭でも洗濯できますが、シワを伸ばすのが正直面倒ですよね?

プロ仕様のアイロンやプレス機による仕上がりはやはりクリーニング屋さんに出す大きなメリットのひとつです。

ランドリー洗いができる衣類の代表例!

水に対する耐久性があるものがランドリー洗いの対象衣類です。また水洗いができるものはクリーニング屋さんでも対応してもらえます。

Yシャツ

Yシャツの素材は、綿をはじめポリエステルなどの化繊が使われています。普段肌に触れることもある衣類の為、汗や汚れがつきやすく水洗いを前提として作られています。

普段洗いであれば家庭用洗濯機でも十分ですが、襟元の黄ばみがついてしまったものなどはクリーニング屋さんでシミ抜き・汗抜きをしてもらうのが良いでしょう。

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シーツ

シーツもYシャツと同様、寝ている時の汗・汚れが付きやすいため、水洗いが可能です。綿や綿と化繊との混じったもの、また麻が含まれいるものが多くあります。

シーツはサイズが大きいため家庭用洗濯機での洗濯の場合、手間がかかります。夏の汗をたくさん書いたシーツは、汚れもしっかり落としてくれるクリーニング屋さんを活用するのもおすすめです。

白衣

医療機関などで使う業務用の白衣もクリーニング屋さんで汚れをしっかりと落としたい衣類のひとつです。白衣の場合、たんぱく質の汚れでもある血液がついてしまったり、医療用の薬剤が付着するケースがあります。

大量についてしまった血液などのクリーニングをする場合は、事前にクリーニング屋さんに相談の上依頼するようにしましょう。クリーニング屋さんによっては取扱い不可となる場合もあります。

ランドリー洗い(水洗い不可)の洗濯表示を知ろう!

記号 意味
洗濯処理はできない

このマークがついているものは洗濯機での処理ができないためランドリー洗いはできません。

実は知らないランドリー洗いの工程を徹底解説!

クリーニング屋さんで行われるランドリー洗いの工程です。衣類の分類からはじまり、仕上げまでのオーソドックスな工程をここでは紹介しています。

1.最適な仕上がりができるよう衣類を事前に分ける

ランドリー洗いができる衣類の条件は、「水洗いしても大丈夫なもの」「水洗いしても風合いの変化が小さいもの」です。Yシャツやシーツ類がそれらにあたります。

ただし、一言でYシャツとしっても色合いが違ったり、素材が綿100%のものとポリエステルが混用されているものなどがあります。

色合い・素材などを分類をすることでクリーニング効果を高めることが可能です。

2.予備洗浄(予洗)

汚れを取りやすくするために、業務用のアルカリ性剤を使って予備洗浄を行います。

予備洗浄をおこなうことで、汗の汚れなどを浮かせて本洗いの際に汚れを落としやすくします。

3.本洗浄(本洗い)

予備洗浄で浮きあがっている汚れを繊維から引き離します。この時には洗剤とアルカリ剤を使って洗浄を行います。アルカリ剤を使うことで洗浄力がアップします。

温水を使う為、油汚れなども溶かしつつ汚れを綺麗に落とすことができます。

4.すすぎ

予備洗浄・本洗浄で衣類から引き離した汚れをすすぎによって洗い流します。汚れだけではなく繊維のくずなども衣類につかないようにする目的もあります。

5.糊付け

  • コーンスターチ
  • 小麦でんぷん
  • ポリ酢酸ビニル など

でんぷんを成分とした糊剤を使い、衣類のハリや光沢感を与えます。見た目だけではなく、糊剤を使うことで汚れが付きづらくなる効果もあります。

6.脱水

乾燥スピードを速めるために衣類の余分な水分を脱水します。一般的に家庭でも使われるような遠心力を使った脱水で、5分~10分程度の時間で行います。

7.乾燥

乾燥はおもにタンブラー乾燥機という業務用乾燥機を使います。それ以外には、乾燥室や自然乾燥をするなどの乾燥方法があります。

8.仕上げ

仕上げには、業務用のアイロン、プレス機などを使います。家庭での水洗いによる洗濯ではできないプロの仕上げが仕上がりのクオリティに違いを生み出します。

ドライクリーニングとランドリー洗いの違い比較!

項目 ランドリー洗い ドライクリーニング
特徴 水(温水)で洗う 溶剤で洗う
汚れ落ち 油性・水性とも洗浄効果が高い 油性汚れは得意・水性汚れは△
型崩れ 大きい 小さい
縮み 大きい 小さい
風合い変化 大きい 小さい
対象品 水・温度の耐久性があるもの ほぼすべての衣類

ドライクリーニングとランドリー洗いの違いをまとめました。

縮む・型崩れ・風合いが変わってしまうような水に弱い素材はドライクリーニング!

ランドリー洗いは家庭でも水洗いができるもの、ドライクリーニングはスーツやコートなど家庭で水洗いをすると大きく風合いが変化してしまうものに行います。

ランドリー洗いは繊維に絡みついた汚れまでしっかりと落とせる分、水による収縮や洗濯後のシワ、型崩れなどが大きくなります。

ドライクリーニングは風合い変化を起こさずにクリーニングができる為、ほとんどの衣類に対して行うことができます。ただし汗のや尿などの汚れは落ち切らない為、汗抜き加工などをする必要があります。

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肌に直接触れる衣類はランドリー洗い!

ランドリー洗いの特徴は、やはり汚れ落ちの良さ。その為、肌に直接触れるような衣類はランドリー洗いが適しています。とはいえ肌着や下着、Tシャツなどはクリーニング屋さんに出すメリットがあまりありません。

パリッと仕上げたいYシャツや、サイズの大きくて洗濯が面倒なベッドシーツなどはクリーニング屋さんでのランドリー洗いがおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか??

ここではランドリー洗いについて細かくご紹介しました。

この記事のまとめ
  • 業務用の洗濯機・洗剤を使って強力な水洗いしてくれるクリーニング方法!
  • 乾燥後のアイロン・プレスなどプロの仕上がりでシャキッと新品のような風合いに!

普段使いのYシャツなども毎回アイロンがけが面倒!汗をたくさん書いたからしっかりと汚れを落としてほしい!そんな人はぜひクリーニング屋さんでランドリー洗いを活用してみてください!

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