カッパの洗濯方法と注意点を徹底解説!防水・撥水からカビ・臭い対策まで

編集部 佐藤
こんにちは ラクリー編集部の佐藤です!

「カッパが汚れてきた。臭いも気になる。」こんな悩みはありませんか?

この記事では、カッパの洗濯方法や注意点について解説しています。

洗濯方法だけではなく「防水・撥水加工」についても合わせて紹介しました。カッパの洗濯方法に疑問がある人はぜひご覧ください。

※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はラクリー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。
目次

そもそもカッパは洗濯できる??

カッパのイメージ「カッパが汚れてきたけれど、そもそも洗濯してもいいのだろうか?」そのように考えた人は多いのではないでしょうか。

カッパは他の衣類とは使用目的が違うので「洗えないのかも・・」と気になる気持ちも分かります。

結論から申し上げますと、カッパの洗濯は可能です。カッパを洗濯することは、臭い対策にもなります。

「臭いや汚れが気になるけど、洗っていいものなのか分からない」という方にも洗濯することをおすすめします。

洗濯時に注意するポイントを抑えて、カッパを綺麗に洗濯しましょう。

カッパを洗濯する前に知っておきたい注意点!

新表示 旧表示 意味
洗濯機で洗うことができる
※数字は水温の上限。
洗濯機で洗うことができる
※数字は水温の上限。下線は洗濯機の処理の強さ
手洗いができる
洗濯できない

カッパを洗濯する前に、「洗ってもOKなマーク」がついているか確認する必要があります。

上記のように主に「洗濯機OK」のマークと「手洗いならOK」のマークの4通りあります。「洗濯機OK」のマークは、四角い洗濯機みたいな形から桶の形に変わっています。

 

カッパの洗濯表示「手洗いOK」のマークの旧バージョンは、桶の形に「手洗イ」と書いたものでした。新しいものは、桶に手を入れたようなマークになっています。

これらのマークがついているかどうかを確認してから、カッパを洗濯しましょう。

 

カッパに付いている洗濯の際の注意書きまたこれら以外にも注意書きとしていろいろ記載がされています。

【カッパに付いている注意事項例】

  • ドライクリーニングは避け、手洗いしてください。
  • 漂白剤・漂白剤入りの洗剤は使用しないでください。
  • 洗濯後は風通しの良い所で陰干しにしてください。
  • アイロン掛けは当て布をし、プリント部分を避け低温で掛けてください。 等々

洗濯表示だけではなく注意書きもチェックしておくとより安心です。

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カッパを洗濯する2つの方法!手洗いと洗濯機洗いを徹底解説

カッパは洗うことができるということが分かりました。汚れや臭いが気になりますから、洗えると知ったら嬉しいですよね。ここからは、手洗い、洗濯機洗い2つの洗い方を確認します。

カッパの手洗い方法を解説!

【準備するもの】

  1. 洗面器
  2. ハンガー
  3. おしゃれ着用の洗剤
  4. バスタオル2枚

1. ボタンやマジックテープなどをすべて閉じておく

カッパのボタンカッパのボタンやマジックテープ、ファスナーなどを外したまま洗うと、生地同士の摩擦を引き起こします。その結果、痛みの原因になりますので全て閉じてください。

 

2. 水を入れた洗面器にカッパを入れる

カッパを手洗い水を入れた洗面器へカッパを入れます。洗面器ではなく、水を張った洗面台にカッパを入れてもいいですよ。

 

カッパの洗濯用の中性洗剤キャップがカップになっているタイプのおしゃれ着用洗剤が多いと思いますが、洗剤はキャップの底から3mmぐらいの量を入れます。

 

3. カッパを押し洗いする

カッパの押し洗い上から押すように優しくカッパを押し洗いしましょう。汚れが目立つ部分などはこすり洗いでも大丈夫です。3分ほど置いたあと、「綺麗な水をためてすすぎ洗い」を3回から4回繰り返します。

 

4. バスタオルで水分を取る

カッパのタオルドライ押し洗いが完了したら、カッパをバスタオルで包み上から力を入れて脱水を行います。バスタオルに水分が溜まったら、新しいバスタオルと取りかえましょう。

 

5. 乾かす

カッパを日陰干しバスタオルでカッパの水分を取ったあと、水滴が滴り落ちなくなったらハンガーにかけます。このとき、形を整えましょう。このときは陰干しをしてください。

浴室に干すことができれば、水が滴るのも気にせず干すことができます。

陰干しにはどんな意味があるのかというと、衣服の変質や色あせを防ぎます。陰干しを部屋干しで行う場合、生乾きの臭いを防ぐため風通しの良いところで行うのがおすすめですよ。

カッパの洗濯機での洗い方を解説!

ここからは、洗濯機でのカッパの洗い方を解説します。

【準備するもの】

  1. バスタオル2枚
  2. 洗濯ネット
  3. おしゃれ着用洗剤
  4. ハンガー

1.マジックテープなどをすべて閉じておく

手洗いの時同様、ここでもマジックテープやファスナーなどをすべて閉じておきましょう。

2.気になる部分に洗剤をつける

汚れが気になる部分に洗剤をつけます。襟や袖などを確認してください。

3.洗濯ネットに入れる

デリケートなカッパを守るため、洗濯ネットに入れます。

4.洗濯機を設定する

洗濯機を設定します。カッパの洗濯に適しているのは「手洗いモード」「弱水流モード」「ドライモード」です。すすぐ時間は、普段の洗濯よりも長め、もしくは2倍に設定してください。

5. バスタオルで水分を取る

手洗いの時と同じように、すすぎが終わったらバスタオルを使って脱水します。

6. 乾かす

こちらも、手洗いの時同様です。水滴が滴り落ちなくなったら、形を整えてハンガーにかけましょう。

カビやにおいが付いてしまったカッパの対処法

カッパのカビ取りや、臭い取りの方法を紹介します。

【準備するもの】

  1. バスタオル2枚
  2. ハンガー
  3. 酸素系漂白剤
  4. 洗面器
  5. 歯ブラシ

1.40℃から50℃のお湯につける

お湯を張った洗面器にカッパをつけます。

2.大さじ一杯の漂白剤を入れる

1に漂白剤を入れて、およそ5分つけおきします。

3.歯ブラシで汚れを落とす

カビが気になるなら、カビの部分を歯ブラシでこすり洗いします。

4. バスタオルで水分を取る

今までと同じように、バスタオルで水分を取りましょう。

5.乾かす

形を整えて、陰干しで乾かします。

カッパを洗濯した後に行いたい防水・撥水加工について!

「カッパは洗濯できる」とはいったものの、洗濯すれば撥水加工が弱まってしまいます。では、どうするのかというと「撥水スプレー」をかけて撥水加工を回復させるのです。

使い方は、以下に気をつけながらカッパがしっとりするぐらい全体にスプレーを吹きかけるだけです。

  • スプレーをかける時はカッパから20cm以上離すこと
  • スプレーしたら、すぐに収納せずに乾かすこと
  • 部屋にスプレーが充満しないよう、屋外で行うか窓を開けること

撥水スプレーは、速乾性に優れたものや体に優しいものなどいろいろあります。

カッパはアイロン掛けできる?

結論から申し上げますと、カッパのアイロン掛けはものによって可能です。洗濯表示を確認し、アイロンマークに×が入ったマークがあるとアイロン掛けできないので気をつけて下さい。

カッパのアイロン掛け手順は、以下のように行います。

  1. アイロンの温度設定(アイロンマークの表示に従う)
  2. カッパに当て布をおいてアイロンをかける

カッパ全体的に、シワを伸ばすようなイメージで当てたらOKです。

注意点として、素材によって溶けてしまうことがありますからロゴやファスナーにアイロンを当てないようにしてください。

カッパを着用した日に行いたい長持ちの為のお手入れについて

カッパを長持ちさせるために、着用したらその都度洗濯するのがおすすめです。カッパに汚れがついてしまえば、臭いやカビの原因になるだけではなく撥水性が低くなります。

また、小雨の日に少し着ただけでわざわざ洗うほどでもない時もあるでしょう。そんな時は、着用後すぐに水分を拭きます。

汚れはぬるま湯をつけて、絞ったタオルで拭き取ってください。その後は、ハンガーにかけて陰干しをします。「カッパを少し着たくらいではお手入れしない」という方もいるのではないでしょうか。しかし、丁寧にお手入れすることによって長持ちしますよ。

まとめ

カッパの洗濯について解説しました。「そもそもカッパは洗濯できるのか?」というところから、「防水・撥水加工」の話まで、カッパ特有の洗濯方法がありましたよね。

普段の洗濯とは違い、デリケートに扱う必要があることが理解いただけたと思います。ぜひ丁寧に扱って、いつまでも綺麗で長持ちさせてください。

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この記事を書いた人

ジュニア洗濯ソムリエとして洗濯やクリーニングについての知識を読者様に発信しています。宅配クリーニング全30社を実際に利用し仕上がり・サービス・コスト比較などユーザー目線と宅配クリーニングマニア目線でわかりやすく解説します。

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