羽毛布団の打ち直しにおすすめのお店10選|料金とリフォーム内容まで徹底比較!

羽毛布団の打ち直し
編集部 佐藤
こんにちは ラクリー編集部の佐藤です!

長く使っている羽毛布団が薄くなってきたと感じたり、羽毛の飛び出しや側生地の傷みが気になることはありませんか?

そんな時は打ち直しをしてみましょう。

今回は羽毛布団の打ち直しにおすすめのお店について詳しくご紹介します。

※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はラクリー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。
目次

羽毛布団の打ち直しの際の注意点

羽毛布団羽毛布団の打ち直しをしているお店は意外と多く、そのプランも様々です。

また、お値段もそれなりにしますので、しっかり比較検討することが大切です。

打ち直しをする際は、以下のような点に注意しましょう。

羽毛布団の質を考慮しサービスを選ぶ

羽毛布団のダウンボール羽毛布団にはダウン(羽毛)とフェザー(羽軸の付いた羽根)とが詰まっており、ダウンの割合が高いほど布団としての品質に優れます。

打ち直しの際は新たにダウンを追加するため、ダウン率の高い羽毛布団の方が打ち直しをする価値があると言えます。

そこでまずは、お使いの羽毛布団のダウン率を品質表示で確かめてみましょう。

打ち直しに適しているのは、ダウン率80%以上の物です。一方、80%以下の物は打ち直すと逆に費用がかさむ場合があります。

打ち直しと購入した場合の料金を比較する

料金打ち直しにかかる費用と買い替える場合の予算とを比較するのも、打ち直しをするべきか見極める目安になります。

羽毛布団には主にダック(あひる)やグース(がちょう)の羽毛が使用されますが、ダックの方が比較的安価で、グースは高級品とされています。

お使いの羽毛布団にグースが使用されている場合は、打ち直しの方が費用を抑えられる可能性が高いと言えます。

一方、買い替えるなら安価な物を選びたいという場合には、買い替えの方が安く済むかもしれません。

信頼できるお店で打ち直しを行う

実は消費者トラブルの中には、羽毛布団の打ち直しに関するトラブルも多く報告されています。

そのほとんどは、強引な訪問販売や電話の勧誘などで打ち直しの契約を迫られ、内容に見合わない高額の代金を請求されるというものです。

クーリングオフに応じてくれない悪質な業者も少なくないため、羽毛布団の打ち直しは必ず信頼できるお店に依頼しましょう。

後ほど詳しくご紹介しますが、大手布団メーカーやクリーニング店、大手通販サイトなどが安心です。

依頼する時期と納期を考える

納期羽毛布団の打ち直しにかかる日数は、早くても2週間くらい、長い場合は2ヵ月くらいです。

そのため、オフシーズンの遅い時期に出すと、寒い季節に間に合わないことがあるので注意が必要です。

羽毛布団のオフシーズンは、お住まいの地域や使い方などによって違うはずです。

特に寒さが厳しい地域にお住まいの方や寒がりの方は、羽毛布団が必要になる頃までに必ず届くよう、余裕を持って打ち直しをしてもらいましょう。

羽毛布団の打ち直しの料金相場はどれぐらい?

業者名 価格帯 納期
昭和西川 24,970円〜176,000円  最長2ヶ月半
しももと 27,280円~170,280円 2~6週間
リナビス 26,000円・34,800円 最短2週間
イオン 17,380円~28,380円 4週間
生協(コープ) 22,660円~57,420円 4~8週間
ディノス 19,800円~84,980円 4~5週間
おうちdeまるはち 81,400円~126,500円
羽毛ふとん専門工房 35,310円~112,750円 3~4週間
東洋羽毛 27,000円~60,000円 3週間
睡眠屋 約22,000円~130,000円 4~6週間

上記の一覧表は全国対応している羽毛リフォーム・打ち直しの宅配サービスの価格比較表です。

価格帯にかなりの差があるのは、業者によって羽毛や側生地の種類、洗浄や仕上げ方などに違いがあるからです。

傾向としては、全国展開している店舗や大手通販サイトなどが比較的リーズナブルです。

一方、品質にこだわりたい場合は、寝具メーカーや専門店での打ち直しがおすすめ。料金は高めですが、よりハイグレードに仕上がります。

また、同じ業者でも羽毛布団のサイズによって料金が大きく変わります。

特にクイーンサイズやキングサイズは割高になるだけでなく、打ち直し自体を行っていない業者もあるため、事前にしっかり確認しましょう。

羽毛布団の打ち直しにおすすめのお店10選

ここからは羽毛布団の打ち直し・リフォームにおすすめの業者さんをまとめました。ぜひお店選びの参考にしてみてください。

昭和西川

昭和西川の公式ホームページ画像

価格 24,970円〜176,000円
対応サイズ シングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キング
送料 無料(北海道・沖縄・一部の離島を除く)
納期 最長2ヶ月半
保管 なし

百貨店などで取り扱われる上質な寝具を手がける「昭和西川」。羽毛布団の打ち直しもメーカーの認定工場で行われ、その実績は30年以上に及びます。

羽毛の洗浄は直接水洗いする「プレミアムウォッシュ」。従来の袋洗いよりも羽毛がほぐれやすく、ボリュームが約3割もアップします。

充填する羽毛の種類はお手頃なホワイトダックやホワイトグース、プレミアムなハンガリー産グースやポーランド産マザーグースの4種類。

側生地やキルティングもプランに合わせて選べます。

サイズはシングルからキングまで全5サイズ。他店で購入した羽毛布団もOKです。

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しももとクリーニング

しももとクリーニング布団打ち直し

価格 27,280円~170,280円
対応サイズ シングル・ダブル
送料 無料(北海道は3,300円)
納期 2~6週間
保管 なし

「しももとクリーニング」は四万十川の源流を使用した布団丸洗いの専門店です。

打ち直しのコースはエコノミー・スタンダード・プレミアムの3コース。

ホワイトダックやポーランド産マザーグースの羽毛を使用し、ダウン率も85・90・93%とコースによって異なります。

また、ダブルの布団をシングルに、複数枚の布団を1枚に仕上げることも可能。事前に無料相談できるので安心です。

打ち直した羽毛布団は、丸洗いのアフターサービス付き。プレミアムなら1回無料、エコノミーとスタンダードは20%OFFの価格で丸洗いしてもらえます。

しももと布団クリーニングの詳細はこちら

リナビス

リナビス布団打ち直し

価格 26,000円・34,800円
対応サイズ シングル・ダブル
送料 無料(北海道・沖縄・一部の離島を除く)
納期 最短2週間
保管 布団クリーニングコースにあり

宅配クリーニングお客様満足度No.1に選ばれている「リナビス」。

羽毛布団の打ち直しは創業60年の熟練した職人が手がけており、シンプルでリーズナブルなプラン内容が魅力です。

サイズはシングルまたはダブルのみ。追加の枚数は料金が割安になるため、家族全員の羽毛布団をまとめて打ち直したい時などに大変お得です。

羽毛は直接洗浄してボリュームを復元。不足分はホワイトダウンを補充します。

側生地は豊富な6種類からお好みで。キルティングは立体キルトの他、オプションで保温力に優れた二層キルトに変更も可能です。

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イオン

イオン布団打ち直し

価格 17,380円~28,380円
対応サイズ シングル・ダブル
送料 無料(沖縄・離島は配送不可)
納期 4週間
保管 なし

イオンの羽毛布団リフォームは、イオンスタイルオンラインから申し込みできます。

サイズはシングルかダブルのみ。ダックダウン85%に仕上がる「標準パック」と、グースダウン93%に仕上がる「温かさ+パック」の2コースがあります。

「温かさ+パック」は羽毛を直接洗浄するプレミアムウォッシュ。側生地も綿100%と上質です。

一方、「標準パック」は解体せずに丸洗い。側生地もポリエステル混となりますが、料金はリーズナブルです。

ただし、品質表示がない物、ダウン率が70%未満の物、羽毛の重量が規定量以下の物は申し込めませんのでご注意ください。

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生協(コープ)

コープ布団打ち直し

価格 22,660円~57,420円
対応サイズ シングル・ダブル
送料 無料
納期 4~8週間
保管 納品時に不在の場合、最長3ヶ月間

生協(コープ)の布団リフォームは、ユーコープ・うらがCO-OP・全日本海員生協・富士フイルム生協の会員のみ利用できます。

特徴は、本掛け・合掛け・肌掛けの3タイプの羽毛布団を打ち直しできること。ダブルをシングルに、複数枚を1枚仕上げにといった変更も可能です。

また、プランによって充填される羽毛の量が異なり、不足分は有料で追加する場合もあります。

特に本掛け布団は、足し羽毛の量や側生地の種類によって複数のプランがあり、価格にも差があります。

布団を回収する前に工場側に連絡する必要があるため、気になる点はその際に相談してみましょう。

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ディノス

ディノス布団打ち直し

価格 19,800円~84,980円
対応サイズ シングル・ダブル(軽量生地コースはセミダブル・クイーンもあり)
送料 1,500円(沖縄は2,200円・プラチナ会員以上は無料)
納期 4~5週間
保管 なし

大手通販サイト「ディノス」が手がける羽毛布団の打ち直しは、受注枚数13万枚を超える人気のサービスです。

コースは軽量生地コース・バリューコース・プラチナコース・プレミアムコースの4種類。羽毛の種類やダウン率、側生地の種類などでランク分けされています。

布団のサイズはシングルとダブルが基本ですが、軽量生地コースのみセミダブルやクイーンもOK。

また、どのコースもシングル2枚組はお得な割引き価格になっています。

さらに、バリューコース以外は羽毛にクリーン加工が施され、防臭・防ダニ・抗菌の効果がプラスされます。

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おうちdeまるはち(丸八真綿販売)

丸八八綿布団打ち直し

価格 81,400円~126,500円
対応サイズ シングル・ダブル
送料 無料(対応エリアのみ)
納期
保管 クリーニングコースにオプションであり

「おうちdeまるはち」は、ふとんのマルハチで有名な丸八真綿販売が提供する布団クリーニングと打ち直しのサービスです。

コースは布団の状態のまま丸洗いする「マルハチリフレッシュ仕上げ」と、羽毛の直接洗浄や仕上げにこだわった「プレミアムダウンウォッシュ仕上げ」の2種類。

ダブルをシングルに、シングル2枚をダブルにといった変更も可能です。

サービス対応エリアは東京・神奈川・名古屋に限られますが、専門スタッフが自宅に直接来てくれるのが大きな特徴。

契約前に布団の状態を確認し、最適なプランを提案してもらえます。

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羽毛ふとん専門工房(グートン)

グートン打ち直し

価格 35,310円~112,750円
対応サイズ シングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キング
送料 無料
納期 3週間~4週間
保管 最長6ヶ月間

「羽毛ふとん専門工房(グートン)」は、日本羽毛製品協同組合から正式に羽毛布団のリフォーム工場として認定されている会社です。

サイズはシングルからキングまで5種類と幅広く、解体費・プレミアムダウンウォッシュ加工費・充填費など、それぞれの費用がサイズ別に分かれています。

また、2枚を1枚にといった変更はもちろん、羽毛を減らして薄めに仕上げる、丈を長くするなどのオーダーも可能。

さらに、側生地だけの交換や、他社では扱いが少ないアイダーダックの羽毛布団も手がけています。

完成した羽毛布団は、最長6ヶ月間無料で保管してもらえます。

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東洋羽毛

東洋羽毛布団打ち直し

価格 27,000円~60,000円
対応サイズ シングル・セミダブル・ダブル
送料
納期 3週間
保管 なし

羽毛製品のトップブランドとして名高い「東洋羽毛」。自社製品の打ち直しはもちろん、他社製品も羽毛の量やダウン率によってはオーダーが可能です。

サイズはシングル・セミダブル・ダブルの3サイズ、種類は掛け・肌掛け・合掛けの3種類。

東洋羽毛のオリジナルキルト「パラモスゴア」や「マウンテンキルト」の製品をお持ちの場合は、同じ製法でリフォームしてもらえます。

また、羽毛敷き布団やひざ掛け、寝袋やレッグウォーマーなど、掛け布団以外のアイテムに作り替えてもらうことも可能。

公式サイトにて簡単に料金シミュレーションできます。

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睡眠屋

睡眠屋

価格 約22,000円~130,000円(注文ごとに異なる)
対応サイズ シングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キング
送料 無料
納期 4~6週間
保管 なし

「睡眠屋」は山形県酒田市に店舗を構える寝具の専門店。打ち直しは発送・店舗への持ち込み・庄内地域限定の引き取りなどで受け付けています。

預けた羽毛布団は、日本羽毛ふとん診断協会認定のダウンプロフェッサーが確認。顧客の要望や羽毛の状態などを考慮し、最適なプランで見積もりを出してくれます。

サイズや厚みの変更、羽毛の種類や側生地の選択にも柔軟に対応。オーダーメイドに近い打ち直しができるため、細部にまでこだわった羽毛布団に生まれ変わります。

また、リフォーム後のサポートも充実。カルテを基にしたメンテナンスの案内が定期的に届きます。

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羽毛布団の打ち直しの基本知識

10年以上使い続けることも珍しくない羽毛布団。まだ打ち直しを経験したことがないという方もきっと多いですよね。

そこでここからは、打ち直しをする際に覚えておくと便利な基本知識についてご説明しましょう。

打ち直しの頻度やタイミングの目安は?

使い方にもよりますが、一般的に羽毛布団は7~8年を過ぎた頃からかさが減り始めたり、側生地が傷んだりするようになります。

そして、15年以上経つと寿命を迎えるため、打ち直しを検討するタイミングは10年目くらいがおすすめです。

使用年数が分からない場合は、ボリュームや保温性の低下、側生地の汚れ具合などで判断するとよいでしょう。

ただし、一度打ち直した羽毛布団が再び傷んできた場合は、すでに羽毛布団が寿命を迎えているので買い替えが適しています。

足し羽毛(羽毛の充填)とは?

羽毛打ち直しする羽毛は洗浄するだけでもかなりボリュームが蘇りますが、品質表示に記載されているダウン率や希望するボリュームに満たない場合は、新しい羽毛を充填して補います。

足し羽毛の種類や量は、打ち直しのプランによってそれぞれ異なります。品質の良いグースの羽毛を充填すれば、それまで以上に羽毛布団の機能性を高めることも可能です。

ただし、料金に含まれる量の羽毛を充填しても足りない場合は、追加料金がかかることもあるので注意しましょう。

側生地の種類は選ぶことができる?

打ち直しの際は必ず側生地も新調します。側生地は業者が用意した中から選ぶのが基本です。

プランによっては複数の柄や素材が揃っていることもありますが、あらかじめ決められている場合も少なくありません。

側生地にこだわりたい方は、複数の種類から選べるプランに申し込むとよいでしょう。

羽毛布団の側生地は通気性や肌触りに優れた綿100%が良いとされており、糸の細さを表す番手が80以上の物は高級品とみなされます。

キルティング方法は選ぶことができる?

羽毛布団キルティングには最もポピュラーな立体キルトや、より保温性に優れた二層キルト、布団メーカー独自のキルティングなど、いろいろな種類があります。

そして、打ち直しのプランによってキルティングの種類もそれぞれ異なります。

一般的にリーズナブルなプランは立体キルトを採用していることが多く、料金が高めのプランでは二層キルトなどの特別なキルティングを採用しています。

価格が高いプランは羽毛や側生地も素材が良いため、全体的に高品質な仕上がりになります。

羽毛布団の打ち直しの一般的な流れ

  1. ネット上の注文ページから商品を選び注文(24時間対応)
  2. 配送バッグなどを使って発送
  3. 工場で解体。中の羽毛を洗浄・乾燥
  4. 側生地を縫製し、洗浄した羽毛と足し羽毛を充填
  5. 完成品をお届け

羽毛布団の発送は業者から送られてきた配送用バッグを使うのが一般的ですが、業者側が自宅に引き取りに来たり、店舗に持ち込める場合もあります。

到着した羽毛布団は工場で解体し、一枚分ずつ羽毛を洗浄します。その際、低価格のプランでは布団の状態のまま洗浄することもあります。

新しい側生地の中にきれいになった羽毛と足し羽毛を充填し、キルティングを施して完成です。

打ち直しが完了した羽毛布団は、ご希望の日時にご自宅に届きます。

羽毛布団の打ち直し後に行いたい長く使うためのコツ

  • 布団カバーに入れて使用する
  • 定期的に布団を干す
  • オフシーズンの保管方法に気をつける
  • プロのクリーニングを利用する etc

打ち直した羽毛布団も、新品の物と同様に扱うことで長持ちさせることができます。

使用する際は汗や皮脂などが直接染み込むのを防ぐため、必ず布団カバーに入れましょう。

また、定期的に干したり、なるべく風通しの良い場所に保管することで、羽毛の大敵である湿気を溜め込まずに済みます。

さらに、2~5年に一度くらいのペースでクリーニングに出すのもおすすめです。丸洗いすると羽毛の汚れがしっかり落ち、ボリュームがかなり蘇ります。

まとめ

まとめ決して安価なサービスではないからこそ、羽毛布団の打ち直しは事前にしっかり比較検討して決めたいもの。

今お使いの布団が打ち直しに適しているか見極めたり、打ち直しの工程を大まかに理解しておくのも重要です。

生まれ変わった羽毛布団は新品同様の使い心地です。ぜひ信頼できる業者に頼んで、大切な羽毛布団を長持ちさせてくださいね。

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この記事を書いた人

ジュニア洗濯ソムリエとして洗濯やクリーニングについての知識を読者様に発信しています。宅配クリーニング全30社を実際に利用し仕上がり・サービス・コスト比較などユーザー目線と宅配クリーニングマニア目線でわかりやすく解説します。

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