蛇口交換はどこに頼む?依頼先の選び方や注意点から料金相場まで解説!

蛇口交換どこに頼む
編集部 佐藤
こんにちは ラクリー編集部の洗濯ソムリエの佐藤です!

蛇口から水が漏れている、使っていない時も水が滴って止まらない、水を出そうとしたのにお湯が出てきて困っている・・。

毎日使う蛇口トラブルはなるべく早く直したいところですよね?とはいえ、蛇口が壊れることは滅多にないので、いざ壊れた時にどこに依頼したらいいのか迷ってしまいます。

今回は、蛇口の交換ってどこに頼むべき?とお困りの方向けに、依頼先の選び方、注意点から現場見積り無料のおすすめの業者さんまでまとめました。

ぜひ蛇口交換ができる業者さん探しの参考にしてみてくださいね!

※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はラクリー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。

\先におすすめ業者をチェック/ 現場見積り無料の業者さん4選!

目次

蛇口交換はどこに頼む?

蛇口の交換が可能な業者さん

  1. 蛇口の製造メーカー
  2. 水道業者
  3. 住宅の管理業者
  4. ホームセンターなど蛇口販売店
  5. リフォーム会社

洗面台やキッチンなど、水回りと呼ばれる場では、蛇口の交換が必要になることがあります。例えば、よくあるのが蛇口本体が壊れてしまったり古くなってしまったりするケースです。

実際に、蛇口交換が必要になった場合は、どこに依頼すればよいのでしょうか。代表的な蛇口交換の依頼先候補をカテゴリー別に挙げ、それぞれの特徴を解説します。

蛇口メーカーに依頼する

メーカー名 問い合わせ先
TOTO 修理相談窓口
LIXIL(リクシル) 修理相談窓口
KVK 修理相談窓口

蛇口を作っているメーカーは、交換依頼先の選択肢の一つです。住まいの設備全般を扱う会社であることも多いため、蛇口などに記載されているメーカーを調べてみましょう。

ただし、古い蛇口の場合は確認が困難であったり、メーカーがすでに事業を行っていなかったりする可能性もあります。そのため、まずはメーカーをチェックしネットで検索するなどしてメーカーへの問い合わせができるか確認することが大切です。

もし、保証期間内に故障などが原因で交換する必要がある場合は、無料で対応してもらえる可能性が高いでしょう。

一方で、保証期間が過ぎている場合や最新の蛇口に交換したいケースなどでは、基本的に無料交換には対応してもらえません。保証対象などを事前に調べてから依頼することをおすすめします。

蛇口メーカーへ交換依頼するメリットは、使い慣れた製品を継続して使える点です。また、不具合の原因が中のパッキンの劣化などによるものであれば、蛇口ごとではなく部品の交換だけで解決する場合もあります。

もちろん、現在取り付けられている蛇口が生産終了している可能性もあるため、まったく同じタイプの蛇口と交換できないケースもあります。

しかし、同じメーカーであれば別のタイプでも比較的使い勝手が近いものと交換することが期待できるでしょう。新たな蛇口と交換することで、洗面台やキッチンから蛇口のみが浮いてしまう不具合も防げます。

使い勝手だけではなく、インテリアとしてのバランスも重視する人や、水回りのリフォームも意識したい人は、蛇口メーカーへの交換依頼も選択肢の一つです。

水道業者に依頼する

蛇口交換をする水道業者住んでいる地域に対応している水道業者も、蛇口交換の依頼先候補の一つです。郵便受けなどに、水道トラブル時の業者のチラシやマグネット等が入っていたことはありませんか。このような水道業者に依頼して蛇口交換することも可能です。

水回りの専門業者のため、知識や技術が豊富な可能性が高く、安心して気軽に依頼できるでしょう。取り扱っている蛇口メーカーも複数から選択可能です。

今までと異なる蛇口を設置したい場合は、選択肢の一つとなるでしょうか。もちろん、蛇口を取り付ける土台や壁などが特殊な形状をしているケースでは、選べるメーカーが限定される場合もあります。

また、水道業者によっては取り扱いメーカーや製品が少ないところもあるでしょう。

水道業者に依頼するメリットは、何よりも対応スピードが早い点です。業者の規模や距離などによって差はあるものの、多くは迅速に対応してくれるでしょう。

蛇口が故障して水が出なかったり、管から水漏れしたりするなど、すぐに修理・交換が必要な場合でも非常に助かる存在です。メールやWEBサイトの専用フォームなどからも問い合わせが可能ですが、緊急時には電話での依頼をおすすめします。

ただ、対応可能な範囲は業者によって異なる点には注意が必要です。例えば、個人で営んでいるなど小規模な水道業者の場合、移動範囲が限定される可能性があります。住んでいる地域に対応可能かは、事前に確認しておくと安心です。

住宅の管理者へ依頼する

蛇口交換をする住宅業者賃貸住宅に住んでいる場合は、まず住宅の管理会社や大家さんへ連絡しましょう。なぜなら、賃貸住宅の所有者は管理会社や大家だからです。

相談しないまま自分の判断で勝手に蛇口メーカーや水道業者へ蛇口交換依頼することは避けましょう。仮に、入居者が料金を払ったとしても無断で人の所有物を交換するとトラブルに発展する可能性があります。

そもそも賃貸住宅の場合、故障などによる蛇口交換の費用は、管理会社や大家が負担するケースが多い傾向です。ただし、入居者側の過失で蛇口を損壊させてしまったケースでは、入居者が交換費用を負担しなければなりません。

こうした点も含め、事前に賃貸契約書などの確認が必要です。あわせて、どのような状況で交換が必要になったのかについても丁寧に説明することが求められます。

蛇口の販売店へ依頼する

蛇口蛇口を販売しているお店、例えばホームセンターなどは購入だけではなく交換の依頼が可能なところもあります。もし、家の近くに販売店がある場合は、蛇口の品番を確認して一度足を運び、交換依頼も可能かどうか聞いてみましょう。

メーカーや製品によっても異なりますが、ホームセンターでは安く蛇口を購入できる可能性があります。家電などが正規店よりも家電量販店などで安く購入できることがあるように、蛇口もホームセンターであればメーカーで購入するよりも安く手に入るケースもあるでしょう。

販売店を利用するメリットは、実際に新しい蛇口を確認できる点です。写真などでは大きさや手触り、使い勝手などもわかりません。

メーカーや水道業者に依頼する際に、取り扱っている蛇口をすべて確認させてもらうことは難しいでしょう。しかし、ホームセンターなど蛇口の販売店では、取り扱い製品の種類に限りはあるものの実際に見たり触ったり確認することができます。

洗面台や、キッチンなどの雰囲気に合う希望通りのものを自分の目でチェックして購入できるため、交換後にイメージと異なるなどの不満が避けられます。

リフォーム会社に依頼する

リフォーム会社でも蛇口交換に対応してくれます。

蛇口交換以外のリフォームを検討している場合は、水道業者やホームセンターでは対応できないので、リフォーム業者に依頼しましょう。

リフォーム会社に依頼するメリットは、キッチンシンク・洗面台・浴槽など、蛇口交換以外のリフォームも依頼できる点です。

デメリットは、蛇口の交換のみを依頼した場合は他の業者より費用がかかる可能性が大きいことです。

また、全面工事を得意とするリフォーム会社は、蛇口のみの交換には対応していない場合があります。
リフォーム会社に蛇口交換のみ依頼したい場合は、まずはホームページや電話で確認してからの方が良いでしょう。

業者別にメリット・デメリットを比較

業者 メリット デメリット 
メーカー ・保証期間内であれば修理費用がかからない場合がある
・選べる蛇口の種類が豊富
・対応に時間がかかることが多く、緊急時には不向き
・ 配管の修理は依頼できない
水道業者 ・対応が早いので緊急時に便利
・曜日や時間帯を気にせずに依頼できる業者がある
・蛇口以外の修理も対応可能
・悪質な業者に依頼して、トラブルに巻き込まれるケースがある 
ホームセンター ・実際に手に取ってデザインや使い勝手を確認できる ・店舗によっては選べる種類が限られる
・交換作業に対応していない店舗もある 
リフォーム会社 ・蛇口交換以外のリフォームも依頼できる
・蛇口交換のみの作業は対応していない業者もある
・他の業者と比較して、費用が割高になる 
管理会社 ・経年劣化であれば、費用を負担してもらえる可能性がある ・自己都合の交換は難しい
・対応してもらえる時間帯が限られる
 

お住まいの物件が賃貸であれば、まずは管理会社に連絡をしましょう。
経年劣化による蛇口の交換であれば、管理会社が費用を負担してくれる場合もあります。

急な水漏れなどの緊急時には、水道業者に依頼するのがおすすめです。
年中無休で24時間対応してくれる業者も多いので、急いでいる場合は検討してみてください。

ただし、悪質な業者によるトラブルが報告されているので、普段から信頼できる業者を見つけておくなどしてトラブルに巻き込まれないように注意しましょう。

蛇口を取り替えたばかりなのに不具合が起こった場合は、メーカーに相談してみてください。
保証期間内であれば、修理・交換の費用が無償または安くなる可能性があります。

蛇口が古くなった・デザインを変えたいなどの緊急性が低い場合は、じっくりと選べるホームセンターやリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。

実際に手に取って選べるホームセンターであれば、デザインや使い勝手を確かめてから購入ができます。

蛇口交換業者の選び方やポイント

ポイント

選び方のポイント
  1. 水道局指定業者・指定工事店かどうか
  2. すぐに対応してくれるか
  3. 実績はあるか
  4. 口コミはどうか
  5. アフターフォローはしっかりしているか

蛇口交換の依頼先はたくさんあります。そのなかでも、水道業者は数が多いため、適切な業者を選択することは簡単ではありません。実際に、水道業者へ依頼する場合はどのような点を重視して選ぶ必要があるのでしょうか。

ここでは、蛇口交換業者の選び方やポイントを解説します。

水道局指定業者・指定工事店かどうか

水道業者に依頼をする時は、「水道局指定業者」「指定工事店」とホームページなどに記載されている業者に依頼しましょう。

水道業者には、「水道局指定業者(指定給水装置工事事業者)」と、「非指定業者」があります。

水道局指定業者は、各自治体に「法律・法令に定められた適切な水道工事ができる」と認められた業者です。

蛇口の交換だけなら非指定業者でも対応できますが、水漏れなどで給水管の入れ替えが必要になった場合などは、水道局指定業者でないと対応ができません。

非指定業者に依頼した際に蛇口交換だけでは対応できなかった場合は、改めて水道局指定業者にお願いすることになるか、違法な工事をされてしまう可能性があります。

水道局指定業者に認定されるには、「給水装置工事主任技術者」という国家資格を保有する人がいることが必須条件で、ほかにも一定条件を満たしていなければ認められません。
そのため、技術や知識、経験のある業者であることが保証されています。

すぐに対応してくれるか

蛇口交換は、依頼先によって対応スピードが異なります。一般的には、メーカーよりも地元密着型の水道業者のほうがスピーディーに対応してもらえるでしょう。キッチンやバス、トイレ、洗面所などの水回り関連は、生活するうえで欠かせません。

特に、水道は生活そのものに関わってくるため、蛇口が故障した場合は、すぐに対応してくれる業者へ依頼することが大切です。水道業者によっても、対応スピードは異なるため、現状を伝えたうえで交換可能な日時を必ず確認しましょう。

実績はあるか

依頼する水道業者の実績を確認することも大切です。家庭用の水道工事は、多くのケースで手順が同じであり、そこまで複雑なものではありません。しかし、専門的な知識と技術は必要です。

例えば、蛇口の固定の仕方が甘ければ水漏れしてしまったり、短期間で故障してしまったりするケースもあります。多くの水道業者は、ホームページを開設しているため、会社の創業年数や実績件数などが記載されているか、依頼前にチェックしておくと安心です。

ただし、業歴が短い水道業者が必ずしも施工技術が低いわけではありません。逆に、老舗業者でも施工技術が低い可能性はあります。

そのため、ホームページに記載されている実績は、あくまでもチェックポイントの一つに過ぎない点は押さえておきましょう。そのほかの選び方や、ポイントと総合的に判断することが重要です。

口コミはどうか

口コミ評判ネット上で、蛇口交換の依頼が可能な業者の口コミや評判がチェック可能です。そのようなサイトを確認し、口コミや評判のよい業者へと依頼することで失敗が防ぎやすくなるでしょう。

口コミをチェックする際に、見ておきたいポイントは主に「口コミの数」「内容」の2つです。口コミの投稿数が多ければ多いほど利用者が多いことが推測されます。

口コミの内容も重要です。利用者が多くても評価が低ければ意味がありません。利用者がどのようなサービスを受け、どのような感想を抱いているのかチェックすることが大切です。

例えば、スタッフの対応に関する感想や技術力に関する書き込みなど内容は多岐にわたります。どちらの口コミ内容を優先するかは、依頼主によって異なりますが、総合的に信頼および安心できる業者を選択することが必要です。

また、大手の場合は営業所により評価が異なることがある点も考慮しましょう。この場合、住んでいる家に対応している営業所の口コミのチェックが重要です。

アフターフォローや保証はあるか

交換後の不具合など万が一に備え、アフターフォローや保証などがあるか確認しておきましょう。蛇口メーカーによる製品保証とは別に、業者の交換工事の不具合に対する保証やメンテナンスがあるかがポイントです。

例えば、工事の際に「床や壁を汚された」「傷つけられた」といったケースも考えられます。その際のフォローや保証がなければ、蛇口交換費用以上の負担が発生する可能性もあります。

あらゆるケースを想定し、業者のサービス全般をチェックしたうえで依頼先を選択しましょう。

各専門業者を比較しよう

蛇口交換業者の選び方をいくつか紹介しましたが、最大のポイントは各専門業者との比較です。料金や実績、口コミなどがたくさんあったとしても、比較しなければ自分に合った良い業者を探すことはできません。

複数の水道業者へ相見積もりを出すことも方法の一つです。相見積もりすることで、料金がいくらかかるか比較できるだけでなく、依頼する水道業者の対応も同時に確認できます。

例えば、「見積もりに応じない」「依頼を急がせる」「見積もりのスピードが遅い」といった業者であれば、選択肢から外すことが可能です。

水道業者選びを失敗してしまうと、時間だけではなく費用も余計にかかってしまう可能性があります。比較や相見積もりは、面倒に感じる方もいるかもしれませんが、決して無駄とはなりません。

はじめて水回りの修理や交換を依頼する場合は、慎重に比較しながら依頼先業者の選別を行いましょう。

蛇口交換の料金相場

種類 相場
単水栓 1〜2万円
シングルレバー混合水栓 3〜10万円
ツーハンドル混合水栓 2〜3万円
サーモスタット混合水栓 3〜8万

蛇口交換の料金は、蛇口製品の価格と交換工事費を合計で算出されます。水道業者によっては、さらに基本料金や出張料などが加算される可能性がある点は押さえておきましょう。

 

料金相場は、蛇口のタイプによって大きく異なります。例えば、単水栓は1万〜2万円程度で交換可能です。ハンドルが水とお湯に分かれるツーハンドル混合水栓は、2万〜3万円程度が相場でしょう。

シングルレバー混合水栓には、浄水器一体型などの高機能な製品や、配管の穴が1カ所のワンホール、穴が2カ所のツーホールなどもあるため、安いものであれば3万円程度、高いものなら8万〜10万円程度と料金に幅があります。

浴室で使用頻度が多いサーモスタット混合水栓は、3万〜8万円程度が相場です。シングルレバー混合水栓と同様に、付加されている機能によって料金に幅があるのが特徴といえます。

いずれも、製品価格と交換工事費を合わせた相場です。

蛇口交換・修理を依頼する際の注意点!

注意点!
  1. 提示された料金の内訳に注意
  2. 状況や情報の伝達は正確に
  3. 蛇口交換以外のセールスに注意

蛇口交換を業者へと依頼する際の注意点を確認していきましょう。あらかじめ注意点を押さえておけば、トラブルや後悔を未然に防ぐことができます。

提示された料金の内訳に注意

料金相見積もりなどでの料金の比較は重要です。しかし、提示された料金の内訳のチェックも忘れてはいけません。

製品代や部品代、工事費、出張費など詳細を確認および把握します。不明瞭な料金項目があった場合は、水道業者に内容の説明を求めて、納得できる理由や回答を得てから依頼することが大切です。

例えば、「そもそも内訳を明示しない」「見積もり後のキャンセルは有料」といった水道業者は論外となります。見積もり無料、かつ見積もりだけでも可の業者を選択しましょう。

状況や情報の伝達は正確に

水道業者へ依頼する際は、「なぜ蛇口の交換が必要か」など状況や情報を正確に伝える必要があります。

業者側も正確に把握しなければ、最終的な料金などを提示することができません。問い合わせる前に、メーカーや型番、水漏れなのか目立った破損があるのかなどを確認し、それらを業者へ正確に伝えましょう。

情報に間違いがあると、訪れた業者が対応できず、再度出向いてもらったり再出張費として金額が上乗せされたりする可能性もあるため、注意が必要です。

蛇口交換以外のセールスに注意

蛇口交換に訪れた業者が、他の箇所の修理や交換を提案してくるケースもあります。蛇口などの知識がない場合は、修理すべきかわからず不安になってしまう方もいるでしょう。

しかし、蛇口交換のためだけに依頼した業者であれば、その他の箇所の修理や交換などのセールスは断ることがおすすめです。

事前に、水道業者からセールスされる可能性があると知っておけば、毅然と対応できるでしょう。

蛇口交換は自分でもできる?

自分で蛇口交換「蛇口交換程度ならDIYできる」と考える方もいるでしょう。実際に、蛇口製品と工具さえ用意できれば、専門家ではなくても取り外しや交換は可能です。

自分で交換すれば、業者に依頼する際に発生する工事費や出張費などを節約できます。しかし、どのようなトラブルが生じるかわからないため、おすすめはできません。

例えば、交換の最中に部品を破損したりなくしたりする可能性があります。新しく購入した蛇口を傷つけてしまえば、交換できたとしても残念な仕上がりとなりかねません。

また、慣れない作業で水が漏れて床や壁が汚れてしまったり、接続の配管を破損してしまったりするリスクもあります。さらに、賃貸住宅で水漏れがひどい場合は階下にも迷惑をかけ修繕費などを求められる可能性も否定できません。

そして、ナットやボルトを開け締めするには、専用の工具がいくつも必要です。交換に必要な工具がない場合、それらをそろえると業者に依頼するよりもさらに費用がかかる可能性もあります。

こういったリスクを考慮すると、専門的な知識や技術がない場合は、専門業者へ依頼したほうが安心です。

ホームセンターで蛇口を購入して自分で交換する

蛇口を自分で交換する時は、比較的安く蛇口を販売しているホームセンターやネットショップでの購入がおすすめです。ここからは、自分で蛇口交換をするメリットや交換時のポイントを解説します。

自分で蛇口を交換するメリット

自分で蛇口交換をするメリットは、業者に依頼するより交換費用が抑えられるところです。蛇口の交換は知識や技術、工具類が揃っていれば、業者に頼まなくても交換できます。

蛇口本体をホームセンターなどで安く購入し、自分で交換すれば工事費・出張費などを抑えることができるので、出費を抑えたい方におすすめです。

ホームセンターやネットショップでは蛇口本体のほかに、必要な工具類もまとめて揃えることができます。
実物を見てから購入したいといった理由がなければ、ネットショップで購入する方が蛇口本体の費用が安くなります。

「自分で交換する自信がない」という方は、交換作業も対応してくれるホームセンターやネットショップを選びましょう。
店によって料金が異なるので、複数店舗の料金を比べてみることをおすすめします。

自分で蛇口交換をする際の手順とポイント

自分で蛇口の交換をする際の大まかな流れは次のようになります。

  1. 蛇口の種類を確認
  2. 必要な道具を用意
  3. 蛇口を交換
  4. 水漏れがないか確認

ここからは、それぞれを詳しく説明していきます。

1,蛇口の種類を確認

蛇口交換の時に確認することは、次の5つです。

  • 蛇口の口径
  • 取り付け場所
  • 取り付け穴の数および間隔
  • 単水栓か混合栓か
  • シャワーなどの機能の有無

蛇口の口径や取り付け穴の数、間隔は取り扱い説明書に記載されています。

単水栓:水またはお湯のみが出る蛇口
混合栓:水・お湯の両方が出る蛇口

注意しなくてはいけないのが、混合栓です。
混合栓にはさまざまな仕様・種類があり、便利な機能がついているものも増えてきました。

蛇口の種類が同じか、必要な機能がついているかなどを確認してから購入してください。
取り扱い説明書を失くしてしまったり、判断がつかない場合はメーカーに問い合わせてみると良いでしょう。

2,必要な道具を用意

蛇口の種類が確認できたら、交換に必要な道具を用意します。
蛇口の交換には、次のような道具が必要になります。

  • マイナスドライバー
  • モンキーレンチ
  • プラスドライバー
  • 六角レンチ
  • シールテープ
  • 歯ブラシ
  • タオル
  • バケツ
  • 懐中電灯

3,蛇口を交換

蛇口交換の手順

  1. 水が出ないように止水栓をマイナスドライバーで閉める。
    (止水栓がない場合は、水道の元栓を閉める)
  2. 蛇口のナットを回して緩め、蛇口を取り外す。壁付けタイプの蛇口は、蛇口本体を回して外す。
  3. 蛇口を外したらアダプターをネジで固定して逆止弁を取り付ける。
  4. 止水栓(水道の元栓)を開いて蛇口を回して、水漏れがないか確認する。

以上が、自分で蛇口交換をする手順です。

自分で蛇口交換をすると、水漏れが発生する可能性があります。
無理に自分で交換しようとはせず、専門業者に任せた方が安全で確実です。

蛇口の交換もできる水まわり修理業者おすすめ5選!

ここでは蛇口交換に対応しているおすすめ業者さんをまとめました。

ゼヒトモ

ゼヒトモ公式ホームページ画像

インターホン取付 プロにより様々
見積もり サイトでのメッセージ等々
納期 プロと要相談
対応エリア 全国

\無料見積もり比較はこちら/
公式HPはこちら

ゼヒトモは「サービスを受けたい方(お客様)」と「サービスを提供したい方(事業者)」をつなげるマッチングプラットフォームで、いくつかの簡単な質問に答えるだけで自宅近くのプロの事業者を見つけてくれる無料サービスです。

蛇口の交換は、ホームセンターなのか工務店さんなのか、どこに依頼するのか悩んでしまいがちですが、ゼヒトモであればすぐにプロの事業者から連絡を受け取ることができます。

メッセージのやり取りを進めて、見積もりから依頼まで簡単にできるのでまとめていくつかの業者さんを比較したい方におすすめのサービスです!

水道の修理屋さん

水道の修理屋さん公式

蛇口・水栓交換 例:14,300円(税込)前後
※詳細は要問い合わせ
見積もり 現場訪問にて無料見積もり(電話でも概算見積り可)
納期 最短即日10分
対応エリア 東京都・神奈川県・埼玉県、大阪府・京都府・兵庫県・愛知県・三重県・岐阜県・福岡県・佐賀県

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公式HPはこちら

水道の修理屋さんは、蛇口の修理・交換作業をはじめ、台所・トイレ・お風呂・洗面所・排水のトラブルなど全般に対応してくれる業者です。

水が止まらないといった緊急度の高い急なトラブル時でも、24時間365日電話受付を行っているのでまずは電話相談をすることができます。

費用は、「作業料金 最安290円〜」と「交換部品代」となっており、作業内容・部品・部材によって変わります。

現場見積もりは無料で、料金が高いと納得できない場合でも見積り料金は発生しない良心的な業者さんです。

WEBからの申し込み限定で1,000円オフとなるお得なキャンペーンも行っているので、電話申し込み時には必ずその旨、伝えるようにしましょう!

水の救急サポートセンター

水の救急サポートセンター公式

蛇口・水栓交換 例:13,200円〜
見積もり 無料(電話にて概算見積もりも可)
納期  最短即日
対応エリア 全国エリア
※一部エリア非対応のため要確認

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公式HPはこちら

水の救急サポートセンターは、年間施工実績が48,000件以上の水回りトラブルに特化した業者です。シャワーの水漏れや給湯器の交換など、蛇口の交換以外にも幅広いケースに対応しています。

全国を網羅している業者さんで、電話連絡をしてからエリア担当のスタッフさんが現場に駆けつけてくれます。

現場確認の見積り料金に納得できない場合は、無理に依頼する必要もなく、見積り料金がかかることもありません。また、一度提示された見積りに追加料金が発生することもないので、安心して任せられる点が◎!

公式ホームページでは、施工事例が作業の流れと共に写真付きで詳しく掲載されているので、まずはそちらをチェックしてみるのがおすすめです!

くらしのマーケット

くらしのマーケット蛇口交換ページ

蛇口・水栓交換 例:12,700円〜
見積もり 公式ページに掲載
納期 各業者に要確認
対応エリア 公式ページで要確認

\くわしくはこちら/
公式HPはこちら

くらしのマーケットは、さまざまな分野でのプロの人たちを一括検索できるサービスです。修理を担当する方の顔写真と口コミ評価数、そして設定金額がパッと見て比較できるので非常に便利です。

蛇口交換の場合は、蛇口の部品代と工事費込みでの金額が掲載されていて、商品を選択すると蛇口交換ができるプロが顔写真・口コミ付きで一覧で確認ができます。

独自の保証制度を設けているプロの業者さんたちもいるので、条件等々を確認した上で比較検討しましょう!

クラシアン

クラシアン公式

蛇口・水栓交換 作業料金8,800円〜 + 蛇口交換・部材費用
見積もり 無料
納期 最短30分
対応エリア 全国 ※一部エリア対象外

\くわしくはこちら/
公式HPはこちら

全国的に認知度の高い水のトラブルに対応したクラシアンは30年近くの実績もあり、依頼件数No.1の業者です。

現場見積りで、費用が思っていたより高かった・・そんな時でもキャンセルはでき、特に見積り費用が発生することもないので安心して依頼できます。

作業当日の支払い以外に、後日払いにも対応しているため急な依頼の際に持ち合わせのお金がなくても安心です!

トラブルになりやすい業者の特徴

蛇口交換を業者に依頼する際に気を付けることは、悪質な業者に引っ掛からないように注意することです。

インターネットで検索して、「価格が安い」「悪い評価がない」「ランキング上位」といった業者でも、必ずしもそれが正しい情報だとは限りません。

緊急時だからとそういった業者に依頼して、トラブルに合ってしまうケースも多く報告されています。
大切なのは信頼できる業者に依頼して、トラブルに巻き込まれないようにすることです。

ここからは、トラブルが発生しやすい業者の特徴をご紹介します。

ホームページに料金表や事例の記載がない

ホームページに料金表が掲載されていない業者は避けた方が良いでしょう

蛇口交換にかかる費用は水道業者によって異なりますが、良心的な業者は相場に則った料金表を設定しています。
そのため、明らかに高額な料金を請求されることはありません。

ところが悪質な業者になると料金表がない(設定していない)場合があり、日によって料金が変わる・法外な高い料金を請求されるなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。

また、施行事例やお客様の声(評価)が記載されていない場合も警戒が必要です。
そのような業者は実際には作業を行っていなかったり、ずさんな作業を行っている可能性があります。

業者に蛇口交換を依頼する際は、まずはホームページを確認してみてください。

電話・ホームページで決まった料金が提示される

電話・ホームページなどで、決まった料金が出されている場合も注意が必要です。

飲食店の出前など「注文した商品が必ず提供される」サービスなら、あらかじめ料金を決めることができます。

しかし蛇口の交換は実際に作業してみないと分からないことも多く、基本的には決まった料金を出すことができません。

決まった料金が出されている業者に依頼して「蛇口が取り付けられなかったのにキャンセル料を取られた」「無理な取り付けのせいで、水漏れが発生した」といったトラブルも報告されています。

相見積もりを嫌がる

同じ作業でも業者によって料金が違うので、急ぎの場合でも必ず複数の業者で見積もりをしましょう。

「緊急時で何社も呼ぶ時間がない」という場合は、同じ時間帯に複数の業者に見積もりに来てもらうことをおすすめします。

同じ現場に複数の業者が見積もりに来るケースはよくあることなので、良心的な業者は特に気にしません。

もし「相見積もりはしないでください」「他社がいるなら見積もりしない」という業者がいれば、他社に見られたら困る事情がある可能性が高いので避けた方が良いでしょう。

口コミサイトで良い評価ばかり表示されている

口コミサイトで常に上位3位以内に表示される、良い評価ばかりかかれている業者には注意した方が良いでしょう。

どんなに素晴らしいサービスでも、サービスを受けた感想は人によって違います。
同じ料金を支払っても「作業内容にしては高い」と感じる人、「このサービスなら妥当な金額」だと感じる人に分かれるはずです。

そのため、サービスを受けた全員が高評価をつけることはほとんどありません。
サイトによってはわざと良い口コミばかり載せたり、やらせのレビューを掲載している可能性もあるので、口コミサイトの情報をうのみにしないように注意してください。

業者名を検索すると「トラブル」「苦情」と表示される

Googleで業者名を検索した時に、業者名と並んで「苦情」「トラブル」といった予測変換が表示される場合は、その業者で多くのトラブルが発生している可能性があります。

Googleの予測変換は多くの人が検索した単語を元に表示されるので、検索した業者は評判がよくないか、実際にトラブルに合った人が多いという可能性が高いです。

また、検索結果が極端に少ない場合も業者が悪い口コミを削除している可能性があるので、詳しい情報が出てこない業者も避けた方が無難です。

蛇口交換はよく比較したうえで専門業者へと依頼しよう

まとめ蛇口交換は、日常生活で頻繁に行うものではないからこそ失敗は避けたいものです。自分でも蛇口交換は行えます。

しかし、さまざまなリスクを考えると水道業者など専門家への依頼が安心です。比較の際は、料金だけではなく正確な内訳やアフターフォローなどのサービスを確認しましょう。

また、口コミなども丁寧に確認しておけば、より一層安心して依頼することが期待できます。

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この記事を書いた人

ジュニア洗濯ソムリエとして洗濯やクリーニングについての知識を読者様に発信しています。宅配クリーニング全30社を実際に利用し仕上がり・サービス・コスト比較などユーザー目線と宅配クリーニングマニア目線でわかりやすく解説します。

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